大阪から気軽に行けるキャンプ場を探している方におすすめなのが日ヶ奥渓谷キャンプ場(ひがおくけいこくキャンプ場) です。
兵庫県丹波市に位置し、美しい渓谷の自然に囲まれたロケーションが魅力。
初心者からベテランキャンパーまで楽しめるキャンプ場です。
1過去に行った回数では、1位2位を争うくらい私も利用させてもらっています。
本記事では、日ヶ奥渓谷キャンプ場の魅力や設備、アクセス方法などを詳しくご紹介します。
1. 日ヶ奥渓谷キャンプ場の基本情報
所在地とアクセス方法
日ヶ奥渓谷キャンプ場は、兵庫県丹波市春日町多利にあります。
大阪から約1時間半とアクセスしやすいのがポイントです。
【アクセス方法】
住所:兵庫県丹波市春日町多利 タキガナル252-1
ナビは住所ではなく、電話番号(0795-74-2423)で設定した方が場所が明確になります。
• 車の場合:舞鶴若狭自動車道「春日IC」から約15分
• 公共交通機関の場合:JR福知山線「黒井駅」からタクシーで約15分
駐車場も完備されており、車での訪問もスムーズです。
営業期間と予約方法
日ヶ奥渓谷キャンプ場の営業期間は4月下旬~11月下旬まで。
特に週末や夏休みシーズンは混雑するため、早めの予約がおすすめです。
予約は電話受付のみで、午前8時~午後8時の間に問い合わせが可能です。
営業期間が限られていますので、早めに予約しておくことで安心して当日の準備ができます。
日ヶ奥渓谷キャンプ場 公式サイト
公式サイトにもあるのですが、利用には家族または大人4人までのグループとなっています。
個人的には問題ありませんが、大人数で楽しみたい方には不向きかもしれません。(※子供会・スポーツ少年団等は利用可とのこと)
渓谷という名前の通り山奥です。電波は通じますが、このルールもあってか、私がいつもキャンプする時は日中も夜間も静かな空間でゆったりとした時間を過ごすことができます。


2. 日ヶ奥渓谷キャンプ場の周辺スポット3選
1. 黒井城跡(車で15分)
戦国時代の山城である黒井城跡は、標高356mの山の上にあり、登山感覚で楽しめるスポットです。
頂上からは丹波の町並みが一望でき、特に紅葉の季節は絶景が広がります。
歴史好きの方には特におすすめです。
2. 丹波おばあちゃんの里(車で10分)
地元の特産品や新鮮な野菜が並ぶ道の駅で、キャンプの食材調達にも便利です。
丹波黒豆や栗を使ったスイーツも人気で、お土産を買うのにもぴったり。
ドライブ途中の休憩スポットとしても利用できます。
歩いて移動できる距離感の場所にはスーパー(COCOMO)やホームセンターもあります。
キャンプ場からはここが1番近いスーパーとなるので、食材を揃えるのに便利です。
私も毎回利用させていただいております。
3. 立杭陶の郷(車で30分)
日本六古窯のひとつ丹波焼 を体験できる施設です。
陶芸体験では、自分だけのオリジナル器を作ることができます。
キャンプと合わせてものづくり体験 を楽しみたい方におすすめです。
3. 日ヶ奥渓谷キャンプ場の魅力3選
1. 四季折々の美しい自然
日ヶ奥渓谷キャンプ場の最大の魅力は、その豊かな自然環境です。
小さなダムのような池に面しており、そこで泳ぐ2匹の鴨を眺めているだけでも、お酒がすすみ癒しとなりますよ。
春は新緑、夏は川遊び、秋は紅葉と、訪れる季節によって違った景色を楽しめます。
渓谷ならではの涼しい空気が心地よく、夏場の避暑地としても最適です。
野生の動物達が遊びに来ることもあり、イヌワシの鳴き声やタヌキと思われる足跡もあったりしたことがありました。




2. 初心者でも安心の充実設備
キャンプ初心者でも安心して過ごせるように、設備が整っています。
【主な設備】
• 管理棟:スタッフ常駐で安心(夕方には帰宅されます)、売店で薪も購入できます。※自動販売機有
• 炊事棟:清潔な調理スペース
• 温水シャワー:夏でも快適に利用可能
• バーベキューハウス:屋根付きで雨の日でも安心
• 釣り堀やプール:子ども向けのアクティビティも充実
初めてキャンプをする方や、小さな子ども連れの家族でも快適に楽しめる環境が整っています。
他にも炭火を用意して網を設置すれば、すぐにBBQが楽しめる炉も常設されており、灰もそのままで大丈夫ですので、撤収時の片付けが簡単です。
私も最初は焚き火台を組み立て、焚き火台で焚き火を楽しんでいましたが(直火は禁止)、暖をとることがメインとなった今はこの炉を使って焚き火を楽しんでいます。


キャンプ利用時に使用できるトイレは、ウォシュレットは付いていませんが、男女別の水洗トイレもあり、綺麗にお手入れされています。
3. 川遊びや釣りが楽しめる
日ヶ奥渓谷キャンプ場は川沿いに位置しているため、自然の中で思い切り遊べるのが魅力です。
【楽しめるアクティビティ】
• 渓谷の清流で川遊び:夏は水遊びでリフレッシュ、せせらぎの音が癒しです
• 釣り堀でニジマス釣り:釣った魚をその場で焼いて食べるのも楽しみのひとつ
• プール(夏季限定):浅めのプールなので小さなお子さんでも安心
アウトドアならではのアクティビティが充実しており、自然の中でアクティブに過ごせます。
利用期間が限られているものもありますので、最新の情報はキャンプ場へ問合せしてみてくださいね。
4. 宿泊施設と料金
日ヶ奥渓谷キャンプ場には、様々な宿泊施設が用意されています。
グループや家族連れ、ソロキャンプなど、ニーズに合わせて選べるのが特徴です。
ログハウス・山小屋・バンガロー
室内泊を希望する方には、ログハウスやバンガローがおすすめです。
宿泊施設 | 収容人数 | 料金(1泊) |
ログハウス | 6名 | 15,000〜22,000円 |
山小屋 | 8名 | 15,000円 |
バンガロー | 3名 | 6,000円 |
オートキャンプ・持込テントサイト
テント泊を楽しみたい方には、オートキャンプサイトや持込テントサイトがあります。
サイト種類 | 料金(1泊) | 備考 |
オートキャンプサイト | 4,500円 | AC電源利用は+500円 |
持込テントサイト | 料金変動 | 車の乗り入れ不可 |
5. 利用時の注意点5つ
1. ペットの同伴は禁止
日ヶ奥渓谷キャンプ場ではペットの同伴は禁止されています。
ペット連れでのキャンプを検討している方は、他の施設を探しましょう。
2. 花火の使用制限あり
打ち上げ花火やロケット花火は禁止されています。
手持ち花火の利用も事前に確認することをおすすめします。
3. ゴミの持ち帰りルール
キャンプ場内にはゴミ捨て場がありません。
ゴミは 各自持ち帰り、自然環境を守るためのマナーを徹底しましょう。
4. チェックイン・チェックアウト時間
• チェックイン:12:00~
• チェックアウト:11:00まで
※日帰り利用は、午前10時~午後4時までとなっています。
5. 就寝前の片付け
山奥ということもあり、夜露や朝方は霧につつまれることも珍しくありません。
野生の動物対策にも就寝前には翌日使わない品のある程度の片付け、テント前室内などへの撤収をおすすめします。
場所によっては翌朝の日当たりがよくないこともありますので、私は夜の内に片付けてしまうことが多いです。翌朝の撤収がラクですしね。
※夜中の車の開閉音は響きます。他のキャンパーのみなさんへ、配慮を忘れないようにしましょう。
まとめ
日ヶ奥渓谷キャンプ場は、大阪から気軽に訪れることができるおすすめのキャンプ場 です。
渓谷の自然を満喫しながら、多彩なアクティビティを楽しめるのが魅力。
キャンプと合わせて周辺の観光スポットにも足を延ばし、充実したアウトドア時間を過ごしてみませんか?
最後にキャンプ場内の雰囲気です。
穏やかな自然に癒されます。